2023年はメジャーテックツルミが3年に1回の「基準器検査」を受ける年。
計量法の定めに従い、8月に検査を受けました。
そこで今回は基準器検査を特集!
基準器検査や基準器について、部長・山本へ質問しました。
そもそも基準器検査ってなんですか?
山本「正しい計量のために欠かせない検査です」
基準器ってどれのことでしょうか?
山本「この青い大きな機械です。当社では機械式の基準器を使っています」
基準器って何に使うんですか?
山本「お客様がはかりの検査で使う実用基準分銅の実際の重さが、表記の重さと合っているか確認するために使います」
基準器検査では何をするんですか?
山本「実用基準分銅の重さを正しく計れるか、神奈川県計量検定所の職員が検査します」
山本「検査は一発勝負。250キロ、500キロと段階的に1トンまで計る間中、緊張しっぱなしです」
検査に向けて必要な準備はありますか?
山本「検査の1週間ほど前から普段より細かな調整を行います。分解して連結部分のさびを落としたり。磨きすぎてもいけないですし、加減が難しい部分です」
基準器が正しいことをどうやって確認するんですか?
山本「写真のように覗いて振れ幅が均等になっていれば、基準器は正確です」
基準器検査おつかれさまでした!
山本「おつかれさまでした!当社の基準器は50年以上使用している機械式ばかりで、まさにMTTの歴史の“証人”です。無事検査に合格し、ほっと胸をなで下ろしています」
当社の業務にとって、基準器検査は合格して当然のもの。
今回の検査には誤差なく合格できました。
歴史ある基準器とともに、次の3年間もそのまた先も、工業用はかりのワンストップサービスを提供して参ります。
コメント